ラグビー(15人制)
身体を張ってボールを奪い合い、敵陣に攻めて行く陣取りゲーム
楕円形のボールを奪い合って敵陣ゴールの内側に運ぶ競技。
タックルにとどまらず猛烈な身体の激突が当たり前で、体力、脚力以上に
勇敢さも必要とされる。
▼ラグビー(15人制)【目次】
たくさんの選手が入り乱れる15人制ラグビー
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出典元:https://www.rugby-japan.jp/guide/rugby/
FW フォワード | BK バックス |
---|---|
1番、3番 PR:プロップ | 9番 SH:スクラムハーフ |
2番 HO:フッカー | 10番 SO:スタンドオフ |
4番、5番 LO:ロック | 12番、13番 CTB:センター |
6番、7番FL:フランカー | 11番、14番 WTB:ウィング |
8番 No.8:ナンバー・エイト | 15番 FB:フルバック |
ラグビー場
競技場の表面は芝、土。ゴールライン上に高さ3.4m以上、幅5.6m以上のゴールポストが置かれ、その外側がインゴールとなる。
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出典元:http://hanazono-rugby-hos.com/
ラグビー観戦のキホン7ポイント
ポイント1
1チーム15人構成で得点が多くある方が勝利
15人からなる2チームがひとつのボールを奪い合い、相手チームのインゴールへと
ボールを前進させる。
インゴールにボールをグランディングする(ボールを地面に着ける、または押える)トライ、
ゴール(相手側のゴールポストの間、クロスバーの上にキックしたボールを通すこと)
により得点を重ねる。
相手へのタックルなど、正当である方法での身体のコンタクトも許されています。
ポイント2
試合時間はハーフタイムをはさみ前後半各40分
試合は全後半40分ずつ、計80分で行われる。
ただし、選手の負傷や選手交代、入れ替えによってゲームが一時中断されるとロスタイムが追加され、80分をオーバーしてゲームが追加され、80分をオーバーしてゲームが続行される。
15分以内のハーフタイムの後、後半は前半とサイド(攻める方向)を交代し、開始されれる。
ゲームの開始はハーフウェイラインからのキックオフ。
・延長戦、サドンデス
どちらにしても勝ち残り方式採用の大会によって、主催者が認めたときにかぎり行なわれる。
試合が終わった後に同点の場合、5分間の休憩をはさみ、前後半10分ずつの延長戦を行なう。
決着がつかない場合はもう一回10分間のサドンデスに突入し、どっちかが得点した
タイミングで終了となってしまう。
ポイント3
得点方法はトライを手始めに5パターン
ラグビーでもやはりメジャーな得点方法「トライ」を手始めに、得点パターンは5つ。
トライは5得点、トライ後に行う「コンバージョンキック」が成立すると2得点、相手側の不正なプレーをしなければ確実にトライを得られた場合は「ペナルティトライ」7得点を手にする。
また、相手方に重い反則があった場合に与えられるキックに成功すると3得点(ペナルティゴール)、プレー中にボールをワンバウンドさせて蹴る「ドロップゴール」は3得点である。
ゴールはゴールポストの間、クロスバーの上にボールを通した場合のみ得点とみなされる。
・トライ
敵陣のインゴールの地面にボールをつけること。攻撃側の選手がボールに触れた状態で
なかったらトライと認定されない。
その後のコンバージョンキックはトライした位置の延長線上から蹴るため、
何としてでもゴールポストに近い場所にトライする方が有利。
ポイント4
ボールを前に運ぶ方法は2つしかありません
ラグビーの大きな特徴のひとつが、ボールを前に投げてはダメということ。
パスするつもりなら自分の横か後ろだけしか投げられず、
前に投げたり落としたりしてしまうと反則となる。
そのせいで、自らボールを前進させる方法は、持ちつつ走るか、キックを決めるかの2択。
また、ボールの位置がオフサイドラインですから、ボールより敵陣側にいる選手はプレーに
参加することができない。
・ノックオン
持っているボール、または手や腕に当たったボールを前に落とす行為のことをいい、
ラグビーの反則の中で何回も繰り返すひとつ。
相手ボールのスクラムでゲーム再度開始となる。
ポイント5
ポジションそれぞれによりプレーがずいぶん違う
ポジションは大きくフォワード(FW)8人とバックス(BK)7人に分類されている。
スクラムやボールの争奪戦となる密集プレー(モールやラック)でパワーを発揮しボールを奪うフォワードに対し、バックスは俊足でトライを狙うスピードと確実なパス回しが要求される。
ひとりひとりが必要に応じて必死になって動き役割りをこなすことによって、
ボールを敵陣へと進めていく。
ポイント6
攻撃はパス、ラン、キック、防御はタックル、チャージダウン
攻撃側は相手をかわすパスやフェイントというものを取り入れたランで、
ボールを奪われないように前進させる。
また、効果的なキックで敵陣に攻め入ることだってある。
一方、守備側はボールを抱える相手選手へのタックルやチャージダウンなどにて前進を阻止し、ボール奪取を目的とする。
ただし、肩より上へのタックルや、ボールを持っていない選手へのタックルは反則である。
・チャージダウン
相手チームの蹴ったボールを身体で止めること。
敵陣のインゴール手前でチャージダウンが決まった時は得点のチャンスにもなる。
勢いよく蹴られたボールを身体全体で止めるからこそ、
勇気がいるプレーとしても知られている。
ポイント7
激しいぶつかり合いや混戦、長距離ランなどが見せ場
ラグビーの見せ場のひとつだと、タックスなど強烈な身体のぶつかり合い。
また、勇気を持って積極的に相手を捕らえたり、混戦で危険を承知で味方にボールを
つなげる姿は、ラグビーというチームスポーツの象徴ということもできる。
バックスが華麗なパスで相手選手をかわし、時として50m以上をぶっちぎりで
トライを決める姿に心を揺さぶられる。
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