ラグビーW杯2019年日本大会1次リーグ・第8日 9月27日(金)

2019年10月1日

▼ラグビーW杯2019年日本大会1次リーグ・第8日 9月27日(金)【目次】

  1. ラグビーW杯2019年日本大会1次リーグA組 日本代表は今日アイルランド戦
  2. ワールドカップ(W杯)トライランキング26日現在
  3. ラグビーワールドカップ(W杯)2019 日本代表アイルランド戦スタメン
  4. 観客動員数42万人超えW杯開幕1週間
  5. 番狂わせ実現なるのでは「緑の壁」崩せ
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ラグビーW杯2019年日本大会1次リーグ・第8日
出典元:https://00m.in/VTesN

ラグビーW杯2019年日本大会1次リーグA組 日本代表は今日アイルランド戦

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で、初めてという8強を目指す日本代表は28日、
アイルランドとの1次リーグ第2戦(午後4時15分、静岡・エコパスタジアム)に臨む。

強豪に速攻で活路を見つけ出すためには、2試合連続で先発する スクラムハーフ(SH)の
流 大(ながれ ゆたか 27・サントリー)選手。

練習においても試合においても、流 大選手の声は日本代表でもいちばん聞こえる。
「ワンチーム」「ペースを上げて行こう」。

熊本・荒尾高校、帝京大学で主将として働き、サントリーでも2年目から主将を務める。
20日に戦ったロシアとの開幕戦でもプレッシャーを感じている仲間を奮い立たせ続けた。

日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(49)は、
「流選手はとても素晴らしいリーダー。コミュニケーションも良くとって、自信がある。」
と評価する。

アイルランドには2年前の来日時にボロ負け。

2試合に出場した流 大選手は、
「失敗のないプレーを続けるということをアイルランドからマスターした」といった。

ハードな試合となるのは承知の上で、
「日本代表のラグビーを一つ上の水準に引き上げるチャンス。やり遂げたい。」と飛躍を期す。

▲ラグビーW杯2019年日本大会1次リーグ・第8日 9月27日(金)【目次】

1次リーグ第2戦

ラグビー日本代表は28日・午後4時15分から静岡・エコパスタジアムで、
ラグビーワールドカップ(W杯)2019日本大会A組1次リーグ第2戦のアイルランド戦。

27日は会場で前日練習があって、報道陣に公開した15分間では、
攻撃の連係を確認するなど最終的な調整をした。

強力FWにスピードが素晴らしいバックスを擁する優勝候補のアイルランドに対して、
ねばり強い防御で耐え忍んでロースコアの展開に持ち込めるかが、勝敗の運命を決める。

ライルランドは、SHコーナー・マレーらハーフ団がハイパントなど
キックを第一ステップに攻撃を組み上げる。

22日のスコットランド戦も間違いのないキックとFWの圧力でイニシャチブを取っていた。
日本代表はハイボールをミスすることなく対応できるかがこれまで以上に大切に。

20日のロシア戦では開幕戦特殊な緊張やナイター照明が原因で見づらい面も生じたのか、
捕球ミスが続けて起きた。

修正を強いられる中、先発メンバーやポジションを変更した。
ロシア戦ではミスが目に留まったけれど、そもそも188cmの長身を生かしたハイボール処理に
高評を得ているウィリアム・トゥポウ(コカ・コーラ)をFBからWTBにチェンジ。

代表戦でトゥポウをWTBとなって先発起用するのは経験がない状態だが、
ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは、「キックに対するスキル(技術)が際立つ」にした。

FBには188cmで身体能力の高い山中亮平(神戸製鋼)を起用した。
体格が大柄で突破力のある相手バックスとの空中戦を圧倒することが可能か。

ロシア戦で3トライと大暴れしたWTB松島幸太朗(サントリー)は、
「ボールがこぼれ落ちてもバックスリー(WTBとFBの計3選手)でお互いにサポートとれる位置に立って、あっけなくボールを与えない。」と気を引き締める。

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ワールドカップ(W杯)トライランキング26日現在

松島幸太朗(サントリーサンゴリアス) 3本
アラパティ・レイウア(サモア) 2本
エド・フィドウ(サモア)
ジョー・ゾカナシンガ(イングランド)
ルーク・カーワン ディッキー(イングランド)
マヌー・トゥイランギ(イングランド)
マッテオ・ミノッツィ(イタリア) 
マッティア・ベッリーニ(イタリア) 
ニコラ・マタワル(フィジー) 
トル・ラトゥ(オーストラリア) 

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ラグビーワールドカップ(W杯)2019 日本代表アイルランド戦スタメン

稲垣 啓太(29)
パナソニック ワイルドナイツ
流 大(27)
サントリーサンゴリアス
堀江 翔太(33)
パナソニック ワイルドナイツ
10 田村 優(30)
キヤノンイーグルス
具 智元(25)Honda Heat 11 ウィリアム・トゥポウ(29)
コカ・コーラレッドスパークス
トンプソン ルーク(38)
近鉄ライナーズ
12

中村 亮土(28)
サントリーサンゴリアス

ジェームス・ムーア(26)
宗像サニックス
13 ラファエレ ティモシー(28)
神戸製鋼コベルコスティーラーズ
姫野 和樹(25)
トヨタ自動車ヴェルブリッツ クボタスピアーズ
14 松島幸太朗(26)
サントリーサンゴリアス
ピーター・ラブスカフニ(30)
クボタスピアーズ 
15 山中 亮平(31)
神戸製鋼コベルコスティーラーズ
アマナキ・レレイ・マフィ(29・NTTコミュニケーションズシャイニングアークス)

W杯2019 日本代表アイルランド戦控えメンバー

ヴァル アサエリ愛(30)
ワイルドナイツパナソニック
松田 力也(25)
ワイルドナイツパナソニック
田中 史朗(34)キヤノンイーグルス 中島 イシレリ(30)
神戸製鋼コベルコスティーラーズ
坂手 淳史(26)
ワイルドナイツパナソニック
リーチ マイケル(30)
東芝ブレイブルーパス
ヴィンピー・ファンデルヴァルト(30)
NTTドコモレッドハリケーンズ
レメキ ロマノ ラヴァ(30)Honda Heat

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観客動員数42万人超えW杯開幕1週間

W杯2019日本大会組織委員会は27日、 開幕から1週間で開催された12試合の
観客数が合計42万6200人であったと発表。

最高はアイルランド-スコットランド戦(22日・神奈川県・横浜市 横浜国際総合競技場)の
6万3731人、試合平均は3万5517人。

パブリックビューイングなどが実施されている「ファンゾーン」では、
全国16ヵ所で計27万人が来場。

国際統括団体ワールドラグビーの調べだと、イギリスの放送局ITVでは、20日の開幕戦、
日本-ロシア戦の視聴率が20%をクリアし、瞬間視聴率最大約100万人が試聴しました。

組織委員の嶋津 昭事務総長は「日本中がラグビーで活気にあふれている姿を目の当たりにし、ものすごく嬉しく感じる」といった談話が出た。

サモアのレイ・リーローが3試合出場停止
国際総括団体ワールドカップは、大会の規律委員会がサモアのセンター、
レイ・リーローに 3試合の出場停止処分を決めたと発表。

24日のロシア戦で、相手選手に危ないタックルをし、シンビン(10分間の一時的退出)とされていた。10月5日(土)の日本戦にも出場が禁止されています。

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番狂わせ実現なるのでは「緑の壁」崩せ

アイルランド代表は27日、試合会場で調整した。
報道陣に公開された15分間ではストレッチ中心となって、最後まで安心した表情をにじませた。

司令塔のジョナサン・セクストンは欠場するが、負傷に影響されてスコットランド戦に
出場しないでいた大型フルバックのロブ・カーニーら実績を積んだ選手が戦線に現場復帰。

強力FW8人の顔ぶれは初戦から動きが見られない。

フランカーのオマホニーは 「自分の国のため戦う。日本は危険度の高いチーム。100%の力を出さないと勝つことができない」と気を引き締め、2年前の日本代表戦に出場した
センター、ギャリー・リングローズは 「スマートなチームその当時とはレベルが違うチームになっている」と用心する。 強豪にまい進は見られない。

今回のアイルランド(世界2位)チームは歴代最強
強さの背景にあるのは、才能をも逃さない名将、ジョー・シュミット監督(54)。

ニュージーランド出身。ニュージーランドとアイルランドで選手時代を過ごし、
引退した後は母国で高校教師が終わってコーチに転職。

「教師上がり」はイングランドのジョーンズ監督と一致する。
アイルランドの強豪レンスターの指揮が終わって、2013年代表監督に。

2018年は国際統括団体による世界最優秀コーチに用いられる。
対戦相手をリサーチする力には高い評価を得る。

「NZで『ミスター・ラグビー』とされる(名将)。才能を見逃さない」。

日本戦に先発するジェームズ・ライアンは、2016年故障がちであった当時19歳を代表に入れ、経験値を積ませて成長を促がした。

203cm、113kgのロックは今となってはチームに絶対不可欠な存在。

監督の方針が人事もがらりと変える。 南北分裂しなくて全島代表を貫くアイルランドラグビー協会は、 イングランド出身のコーチ起用を避けてきたことは、最大のライバルだからこそ。

ただジョー・シュミット監督は協会を説得。
イングランドからアンディ・ファレル氏を防御コーチとして呼び、堅守を整備した。

現イングランド代表主将、オーウェンの父。
ジョー・シュミット監督は今回の大会を持ちまして代表監督を勇退。休暇に入る。

後継者にはアンディ・ファレル氏が就く予定。

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