ラグビーW杯2019年日本大会1次リーグ・第9日 9月29日(日)

ラグビーワールドカップ(W杯)2019日本大会は29日、東京・味の素スタジアム(東京スタジアム)などにて1次リーグD組の2試合があり、2019年欧州6ヵ国対抗優勝のウェールズ(世界ランク3位)が前大会準優勝のオーストラリア(世界ランク6位)に29-25で競り勝った。

▼ラグビーW杯2019年日本大会1次リーグ・第9日 9月29日(日)【目次】

  1. A組 1次リーグ 日本 勝ち点9 19-12 勝ち点6 アイルランド
  2. D組 1次リーグ ウェールズ 勝ち点9 29-25 勝ち点6 オーストラリア
  3. D組 1次リーグ ジョージア 勝ち点5 33-7 勝ち点4 ウルグアイ
  4. 試合後、ロシアの音楽が流れる大会組織委員会のミス
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ラグビーW杯2019年日本大会1次リーグ・第9日 9月29日(日)【目次】
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出典元:https://00m.in/pJ0HP

▲ラグビーW杯2019年日本大会1次リーグ・第9日 9月29日(日)【目次】

A組 1次リーグ 日本 勝ち点9 19-12 勝ち点6 アイルランド

静岡県袋井市・静岡スタジアム(エコパスタジアム)

ウェールズは2連勝で勝ち点9に広げ、首位に立てた。
W杯におけるオーストラリア戦勝利は8大会以来。

オーストラリアは通算1勝1敗で7点差以内の敗戦によるボーナス点1を加えて勝ち点6。

ジョージア(世界ランク11位)はウルグアイ(世界ランク17位)を33-7で降し、
今回の大会初勝利を果たした。

▲ラグビーW杯2019年日本大会1次リーグ・第9日 9月29日(日)【目次】

D組 1次リーグ ウェールズ 勝ち点9 29-25 勝ち点6 オーストラリア

東京都調布市・東京スタジアム(味の素スタジアム)

最後の最後までモチベーションが途切れるということはありませんでした。
ウェールズは強みの堅守で、オーストラリアの猛攻撃を耐えぬいて4点差を死守。

W杯でのオーストラリアからの勝利は、
1987年の第1回大会(開催国:ニュージーランドとオーストラリア)以来で、
ウォーレン・ガトランド監督は「今日の夜はこの勝ちを祝いたい。」と
充実した顔をそっと浮かべた。

4点リードで迎えた後半。
トライを脱がされれば逆転といった状態の中、オーストラリアの
猛攻撃によって自陣にくぎ付けにされていた。

突破力が抜群の相手に対して、懸命のタックルで粘る。

そうして連続攻撃に耐えながらもスキをものにして、
密集でボールにつながり、執念で取りかえした。

最後にはキープしたボールを蹴り出し、祝福の笛を耳にする。
2019年欧州6ヵ国対抗を6年振りにものにしたウェールズの強さの原点は鉄壁の防御である。

この日は、ボール保持率や地域支配率ではオーストラリアを大きく下回ったが、
相手方の2倍近い183回のタックルを見舞った。

一方で、攻めの防御で取りあげたボールを効率良く得点に結びつける。

前半37分には、SHのガレス・デーヴィスが相手方のパスをインターセプトし、
トライを決めた。

ガレス・デーヴィスは「自分たちの真骨頂を見せられた」と自信をみなぎらせた。

1次リーグD組で究極のライバルというここ一番の勝負を制し、
「運命を自分たちで決めることができる位置に来た」とウォーレン・ガトランド監督。

ウェールズがD組の首位通過へ元気よく前に進んだ。

▲ラグビーW杯2019年日本大会1次リーグ・第9日 9月29日(日)【目次】

D組 1次リーグ ジョージア 勝ち点5 33-7 勝ち点4 ウルグアイ

埼玉県熊谷市・熊谷ラグビー場

ジョージアがスクラムを貫き通す。
前半8分ゴール前でペナルティーを獲得したジョージアは、迷うことなくスクラムをセレクト。

世界指折りの「スクラム王国」ジョージアからすれば、それこそがトライへの王道なればこそ。
ゴール前のスクラムを皮切りにトライを積み重ね、持ち味を思う存分生かす。

太古の昔から格闘技が活発なジョージア。ジョージア出身で大相撲の
栃ノ心は「ジョージア人に腕力の強い人が多い」と明かす。

スーパーラグビー(SR)の日本チーム、サンウルブズのメンバーとして
ジョージア初めてのSR選手になった、フ
ッカーでゲーム主将の任務を担ったジャバ・ブレグバゼは口にする。

「我々にとってのプライドはセットプレー。スクラムで100%ボールを保持するは当たり前」。

ウルグアイ戦では、11回のマイボールのスクラムを完璧に保有する。
ミルトン・ヘイグ監督は「ジョージアのラグビーは間違いなく成長している」と胸を張る。

スクラムへのプライドをしっかりと持って、ラグビー大国を目指す。

▲ラグビーW杯2019年日本大会1次リーグ・第9日 9月29日(日)【目次】

試合後、ロシアの音楽が流れる大会組織委員会ミス

ラグビーワールドカップ(W杯)2019日本大会に出場している
ジョージアのジャバ・ブレグバゼ・ゲーム主将とミルトン・ヘイグ監督は29日、
熊谷ラグビー場でのウルグアイ戦の終了した後の記者会見で
「試合が終わった後にロシアの音楽が流れ出た。二度と間違わないでいただきたい」
と訴えかける。

国際統括団体ワールドラグビー関係者の話によると、試合が終わった後に
会場に流れたというのは、大会組織委員会が準備したジョージア人が熱唱した
ロシアの音楽を流すミス。

ジョージアとロシアは政治的に緊張状態の関係になっている。

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