1次リーグ A組 日本代表チーム残り2戦のライバル

▼1次リーグ A組 日本代表チーム残り2戦のライバル【目次】

  1. ラグビーワールドカップ(W杯)2019日本大会で、1次リーグA組日本は2連勝で勝ち点9。
  2. 1次リーグ A組 スコットランド 勝ち点5 34-0 勝ち点5 サモア
  3. スコットランド円熟味
  4. ワールドカップ(W杯)2019日本代表情報
スポンサーリンク

クリックで拡大
1次リーグ A組 日本代表チーム残り2戦のライバル
1次リーグ A組 日本代表チーム残り2戦のライバル
1次リーグ A組 日本代表チーム残り2戦のライバル
出典元:https://00m.in/iCMIp

▲1次リーグ A組 日本代表チーム残り2戦のライバル【目次】

ラグビーワールドカップ(W杯)2019日本大会で、1次リーグA組日本は2連勝で勝ち点9。

各チームが2試合を終了させた段階で、首位に位置している。
けれども、他チームも4トライ以上をものにするか、7点差以内負けでもらえるボーナス点を追加していて、決勝トーナメント(準々決勝)進出攻防戦は最終戦までもつれる確率が大である。

9月30日には日本の残りの2試合の相手であるスコットランドとサモアが対戦。
34-0でスコットランドが完勝した一戦から、ライバルたちの状況を検証する。

▲1次リーグ A組 日本代表チーム残り2戦のライバル【目次】

1次リーグ A組 スコットランド 勝ち点5 34-0 勝ち点5 サモア

9月30日 ノエビアスタジアム神戸 観客2万7586人

サモア「悪癖」反則繰り返し。
ねばり強い「規律」を守ってプレーする。
サモアの長きにわたる課題は、解消でき見られなかった。

反則はスコットランドより4つ多い14を数え、イエローカードは2枚。

反則をしなければスコットランドがトライを決めていたと
主審が判定を下した「認定トライ」も2本。

フィジカルの強さを前面に出し相手防御を突破する、力強さ、体幹の強さを感じさせるタックルを受けながらパスをつなぎ合わせる連続攻撃であったり、サモアらしさも垣間姿を見せた、
「悪癖」が改善されないならば勝ち抜くのは不可能だ。

ロシアとの初戦で2トライを奪い取ったWTBエド・フィドウが精彩を欠き、
自陣ゴール前で反則を積み重ねた。

相手モールに対しての防御やタックル時に反則を犯し、イエローカード2枚で退場。
スティーブ・ジャクソン監督は「トライを止めようとした」とかばったが、痛手になった。

初戦でリスキーなタックルをした2人を含めて、3選手が出場停止の可能性。
けが人もいて、チームは手負いの様子。

スティーブ・ジャクソン監督は
「今存在するメンバーでどうやって戦うのかが重要」とアピール。

日程面の過酷さも見られるが、
「一度、頭をすっきりさせてしっかりしたゴールを持って立ち向かいたい」と言う。

攻撃的なチームがW杯の初めての零封負けを喫したダメージはでかいが、
8強入りの見込みは残っている。

SOトゥシ・ピシは「日本の何としてでも勝たなければいけない」と闘志をみなぎらせた。

▲1次リーグ A組 日本代表チーム残り2戦のライバル【目次】

スコットランド円熟味

円熟味を増したスコットランドの自慢するSHグレイグ・レイドロウ、
SOフィン・ラッセルのハーフ団が健在振りを示した。

臨機応変で柔軟性のあるゲームメークで、
勢いに乗せるとやりにくいサモアを徹底的に封じ込んだ。

蒸し暑く、汗でボールが滑りやすいコンディション、
前半途中にかけてはノックオンなどミスが連続した。

そのためグレイグ・レイドロウとフィン・ラッセルは、ハンドリングエラーが
生じやすいパスを断念し、キックを戦術の軸へと気持ちを切り替えた。

相手と競い合うハイパントだけじゃなく、FBスチュアート・ホッグは
相手陣深くへ攻撃をかける正確なタッチキックを連続する。

じりじりと相手陣でプレーするエリアマネジメントを徹底的に。
地域支配率は57%とサモアを超える。

地力のあるFWも密集で過激に絡むサモアに先を競って前へ出てきて、
ハーフ団へ安定的なボールを供給。

イライラ感を隠せずに反則を何回も行ったサモアから、後半34分に4トライ目を挙げ、
ボーナス点を獲得するためのノルマも乗り切った。

初戦のアイルランド戦(9月22日)は3-27で完敗したけれども、
グレイグ・レイドロウ、フィン・ラッセル、スチュアート・ホッグの「3本柱」が
大活躍した勝利で復活を印象付けた。

心配しているのはハードな日程。
ロシア戦(8日)後は、中3日で日本(13日)との直接対決が控えている。

「日本とロシア戦のどちらも視野に入れて調整しなければならない」と
過酷な日程にイラつきもそっと見せたグレガー・タウンセンド監督。

「過密日程」の攻略も8強進出に向けてのカギ。

▲1次リーグ A組 日本代表チーム残り2戦のライバル【目次】

ワールドカップ(W杯)2019日本代表情報

次戦は勝利と4トライ絶対。
1次リーグA組日本代表チームは、5日に第3戦のサモア戦を控えている。

日本がサモア戦終了段階で決勝トーナメント(準々決勝)に進展する可能性は少なく、進出ができるかどうかは1次リーグ最終戦のスコットランド戦(13日)まで見送られる可能性が高い。

初の8強入りを目指す日本代表チームは、
サモア戦で勝利した上でボーナス点を獲得することが大切。

1次リーグは勝ち点の上位2チームがクリア。日本は現在、勝ち点9の首位。
②アイルランド勝ち点6、③スコットランド勝ち点5、④サモア勝ち点5、⑤ロシア勝ち点0。

どちらも残り2試合、ボーナス点は4トライ以上と7点差以内の敗戦でそれぞれ1点加算。

日本-サモア戦の前に行なわれる、アイルランド-ロシア戦(3日)でアイルランドが破れ、
その上勝ち点なしで終った場合だと、日本がサモアに勝ったならば、アイルランド、サモア、
ロシアの3チームが日本を勝ち点で上回れなくなることから、日本の進出となる。

だが、アイルランドは世界ランキングでロシアを大きく上回る。

アイルランドが勝利を手にすると、日本がサモアに勝利しても、アイルランドとスコットランドが日本を上回る確率が残っているため、進出は決められない。

日本はサモアに勝利し、4トライ以上のボーナス点1を加算した勝ち点5を
上ずみして計14点にしていきたい。

アイルランドがロシアとサモアから、スコットランドがロシアからそれぞれ勝ち点5を挙げたとすれば、A組最終戦の日本-スコットランド戦をアイルランドは勝ち点16、
スコットランドは勝ち点10で迎える。

日本が勝ち点14であった場合、スコットランドに勝利するか引き分ければクリアで、
負けてもボーナス点があるのなら進出の可能性が高い。

日本はサモアに勝つなら、1次リーグ3位以内が決まり、
2023年フランス大会の出場権を獲得する見込み。

▲1次リーグ A組 日本代表チーム残り2戦のライバル【目次】

スポンサーリンク