ラグビーW杯2019年日本大会1次リーグ・第18日 10月11日(金)

ラグビーワールドカップ(W杯)2019日本大会11日、静岡県袋井市・で1次リーグD組1試合が行われ、すでに決勝トーナメント進出を決めている前回W杯第8回イングランド大会準優勝のオーストラリア(世界ランク6位)がジョージア(世界ランク13位)を27-8で降した。 通算3勝1敗とし、4トライを奪って、ボーナス点も獲得、勝ち点16に伸ばす。ジョージアは1勝3敗の勝ち点5で大会を終えた。(世界ランキングは10日現在)

ラグビーワールドカップ(W杯)2019日本大会11日、静岡県袋井市・静岡スタジアムで
1次リーグD組1試合が行われ、とうに決勝トーナメント進出を握っている
前回W杯第8回イングランド大会準優勝のオーストラリア(世界ランク6位)が
ジョージア(世界ランク13位)を27-8で降した。

通算3勝1敗として、4トライを奪い取って、ボーナス点もゲット、勝ち点16に広げる。
ジョージアは1勝3敗の勝ち点5で大会を後にした。(世界ランキングは10日現在)

▼ラグビーW杯2019年日本大会1次リーグ・第18日 10月11日(金)【目次】

  1. 1次リーグ D組 オーストラリア 勝ち点16 27-8 勝ち点5 ジョージア
  2. ワールドカップ(W杯)2019日本代表情報10月11日(金)
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1次リーグ D組 オーストラリア 勝ち点16 27-8 勝ち点5 ジョージア

静岡県袋井市・静岡スタジアム

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1次リーグ D組 オーストラリア 勝ち点16 27-8 勝ち点5 ジョージア
出典元:https://00m.in/2rK1j

オーストラリア代表の勇姿刻み込むフランカーのデービッド ポーコック。
タックルを受けた相手からボールを奪い取る「ジャッカル」の世界的な名手として
認められるオーストラリアのフランカー、デービッド ポーコックは
今回の大会をもって代表からの引退を表明。

日本のトップリーグでプレー経験があって、日本国内のファンにも身近な選手ですが、
ワラビーズ(オーストラリア代表の愛称)の一員としては最期の勇姿。

長時間かかった故障が快方に向かい、今回の大会は仲間を勇気づけるプレーを連発。
5日のウルグアイ戦でも、密集で本来の強さを発揮。

後半10分から出場し7回のタックルを試み、成功率100%。
この試合まで1次リーグ全3試合に出場し、タックル成功率89%。

タックルの質、量どれも文句なしで、防御力の高さ抜群の。
チームが準優勝に終った前回W杯後の4年間は、損傷との闘い。

深刻であったのは、ふくらはぎの負傷、2019年5月に籍を置いていた
南半球最高峰リーグ、スーパーラグビーのチーム退団を発表し、治療に集中。

9月のサモア戦で約10ヵ月振りにテストマッチ(代表戦)に出場。
その一方、「他のことに進んだ方が良い時ではと思う」と今回の大会後の代表引退を表明。
「最後」のW杯に力を集中してきた。

ジンバブエで誕生し育ち、少年時代にオーストラリアに移り住んでいる。
貧困地域の人道支援や性的少数者の権利拡大を訴えかける活動も熱心に行うであるとか、
グランド外であっても大きな影響力の見られるアスリートの一人。

今回の大会後は、パナソニック ワイルドナイツに復帰予定。

自身のソーシャル・ネットワーキング・サービスに日本国内の風景や日本語によるツイートも投稿。世界屈指の仕事人が、熱愛する日本で見せる「最後」の勇姿を目に焼き付けたい。

ジョージア進化を遂げる闘うDNA

誰の目にも明らかに頑強そうな男たちが揃っているジョージアのフィフティーン。

とにかく誇りを持つというのがスクラム。
チームを統括するミルトン・ヘイグ監督は
「私たちが『スクラム好き』とされるのは皆よく知っている。かなり重要な要素だ」
と自信を押し隠さない。

ジョージアは柔道やレスリングでかなりの実力派を世に送る「格闘技王国」。

バックスのソソ・マティアシュヴィリは
「自分の遺伝子の中には、闘うということが組み入れられているファイトするのが好き。試合中の闘う姿勢は、どういう相手にも負けることがない」と語る。

そういうわけで「力勝負」のスクラムに異常な執着心を持ち。
前回W杯第8回イングランド大会では1次リーグ2勝を挙げ、
国中のラグビー人気は一気に高まった。

フランスだったり外国のクラブでプレーする選手の数が増えるのつれ、チーム力も向上。

ミルトン・ヘイグ監督は
「スクラムだったりセットプレーにとどまらず、この4日間ボールを保持し、使う努力も見せてもらった。かなりのトライも奪えた」と、より一層の進化に自信を現わす。

ジョージアが全世界をあっと言わせる日も、そんなに先ではないにちがいない。

▲ラグビーW杯2019年日本大会1次リーグ・第18日 10月11日(金)【目次】

ワールドカップ(W杯)2019日本代表情報10月11日(金)

福岡堅樹が初先発スコットランド戦

スコットランド戦日本代表メンバー

F
W




PR 稲垣啓太(29) パナソニック ワイルドナイツ
HO 堀江翔太(33) パナソニック ワイルドナイツ
PR 具 智元(25) Honda Heat
LO トンプソン ルーク(38) 近鉄ライナーズ
LO ジェームス・ムーア(26) 宗像サニックス
FL リーチ マイケル(31) 東芝ブレイブルーパス
FL ピーター・ラブスカフニ(30) クボタスピアーズ
HO8 姫野和樹(25) トヨタ自動車ヴェルブリッツ

B
K



SH 流 大(27) サントリーサンゴリアス
SO 田村 優(30) キヤノンイーグルス
WTB 福岡堅樹(27) パナソニック ワイルドナイツ
CTB 中村亮土(28) サントリーサンゴリアス 
CTB ラファエレ ティモシー(28) 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
WTB 松島幸太朗(26) サントリーサンゴリアス
FB ウィリアム・トゥポウ(29) コカ・コーラレッドスパークス
控えメンバー

F
W




坂手淳史(26) パナソニック ワイルドナイツ
中島 イシレリ(30) 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
ヴァル アサエリ愛(30) パナソニック ワイルドナイツ
ヘル ウヴェ(29) ヤマハ発動機ジュビロ
ツイ ヘンドリック(31) サントリーサンゴリアス

B
K



田中史朗(34) キヤノンイーグルス
松田力也(25) パナソニック ワイルドナイツ
山中亮平(31) 神戸製鋼コベルコスティーラーズ

日本ラグビー協会は11日、ワールドカップ1次リーグA組最終戦のスコットランド戦(13日午後7時45分開始、横浜市・日産スタジアム)の日本代表登録メンバー23人を発表。

開幕間際に右ふくらはぎをけがしたWTB福岡堅樹(パナソニック ワイルドナイツ)が
今回の大会初先発。

開幕戦以来のゲーム主将であるリーチ マイケル主将(東芝ブレイブルーパス)を中心として、
初めての決勝トーナメント(準々決勝)進出をかけた命運をかけた一戦を迎える。

福岡堅樹選手はW杯壮行試合の南アフリカ(9月6日)戦でケガをしたが、
1次リーグ第2戦のアイルランド(9月28日)戦で途中出場して逆転トライを挙げ、
サモア(10月5日)戦においてもトライを決めた。

今回の大会4トライの松島幸太朗(サントリーサンゴリアス)と一緒にWTBとして働き、
世界トップクラスのスピードでスコットランドにチャレンジする。

福岡堅樹選手は「スピードでかき回し、チームに勢いを与えたい。私が崩せば逆サイドの松島幸太朗選手がトライを取ってくれます」と意気込みを見せつけた。

FWはリーチ マイケルとピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ)が
フランカーとして働き、突破力と密集における強さが素晴らしい
NO8姫野和樹(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)が4試合連続出場で先発出場。

大型で非常に強い台風19号の余波で強風など尋常でないコンディションが
予測することができる中、経験豊かなトンプソン ルーク(近鉄ライナーズ)が
ロックに入っている。トンプソンはW杯通算13試合目の出場。

日本選手の通算最多記録を塗り替える。

バックスは、攻守にわたり安定感のあるプレーを見せつけた
中村亮土(サントリーサンゴリアス)、
ラファエレ ティモシー(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)と両CTBは揺るぎないメンバー。

アイルランド戦前日左ももを痛め、開幕戦以来の出場
FBウィリアム・トゥポウ(コカ・コーラレッドスパークス)はハイボールに強くて、
スコットランドのハーフ団が企てるキック戦術に及ぶ確実な対応が望まれる。

スコットランドとの対戦成績は1勝10敗。

前回の2015年W杯第8回イングランド大会で日本は3勝1敗の好成績ながらも
1次リーグで敗退。唯一の取りこぼしがスコットランド戦10-45。

リーチ マイケル主将は「勇気を持つことこそが一番肝要。敗れても決勝トーナメントまで行くといった話していないです。勝つためには半端じゃない努力が大事」と目の色を変化させた。

20チームが4組に分けられて、総当りで争う1次リーグは、
各組上位2チームが決勝トーナメントに進んでいく。

A組は3連勝の日本が勝ち点14でトップ。
アイルランドが2勝1敗の勝ち点11で続き、スコットランドは2勝1敗の勝ち点10で3位。

日本は勝つか引き分ければ8強進出が確定する。
負けてもボーナス点の状況で8強入りが考えられる。

ロックのトンプソン ルーク(近鉄ライナーズ)
トンプソン ルーク(近鉄ライナーズ)プロフィール

▲ラグビーW杯2019年日本大会1次リーグ・第18日 10月11日(金)【目次】

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