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ラグビー(15人制)各ポジションの役割り

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スクラム、ラインアウトなどによってボールの奪取の役目を任せらる。
身体が大柄で頑強な選手ばかりの。

スクラムを組む位置で「フロントロー」「サードロー」に区分けされる。
「フロントロー」はプロップとフッカー、「セカンドロー」はロック、
「サードロー」はフランカーとナンバーエイト。

▼ラグビー(15人制)各ポジションの役割り【目次】

  1. プロップ
  2. ラグビーフォワード(FW)はパワープレーがメイン
  3. ラグビースクラムについて
  4. バックス(BK)
  5. 効果的なキック
  6. ラグビーボールについて
  7. 密集プレー(ブレイクダウン)
  8. ラグビーの主な反則
  9. ラグビーの監督は観客席にいる
  10. タックルとそれを避ける技術

プロップ

スクラム最前列の左端、右端の位置します。
プロップは「支柱」のことを言い、その名前の通りスクラムの柱なのです。

合計900kg近くにものぼるフォワードの全体重をバックアップすることから、
体重が重く首も太目な、がっしりとした体格の選手ばかりの。

左プロップはルースヘッドプロップ、右プロップはタイトヘッドプロップとも呼ばれます。

ロック

スクラムの2列目でプロップとフッカーを後方から押し込む。

190~200cmにもおよぶ高身長の選手がほとんどで、スクラムをしっかり固める(ロックする)にとどまらず、キックオフやラインアウトでは高めボールをキャッチする役目も務める。

身体を張ったサポートプレーも数多く、体力、スタミナが欠かせない。

ナンバーエイト

スクラムの一番後ろからフォワード7人に指令を出して統括する、
フォワードのリーダー的ポジショニング。

身体のサイズはもとより、スピード感、パワフルさ、的確な判断だったり
総括的な能力が備わっている。

守備の時には重要な位置で相手方の突破をブロックするためタックルも強力で、
攻撃際にはバックスのサポートでも回ることもあってパスセンスや俊足ランナーの
脚も必要不可欠な。

フッカー

スクラム最前列に中央に位置し、スクラムをコントロールする。

スクラムハーフが入れたボールを足で後ろにかき出す(フッキングする)役目も
務めることもあって、体格の良さと一緒に器用さも必要不可欠な。

また、ラインアウト時にボールを投げ込む役(スローワー)が生じる可能性も
高いポジショニング。

フランカー

スクラム3列目の両端。

スクラムで相手方にプレッシャーを加え、タックルでボールを奪い、
バックスのサポートにも回る、パワフルさと俊敏性を持っているポジショニング。

攻撃時、守備時ともにボールの位置へとスピーディーに駆け回りボールを
奪い取る「仕事人」とも呼ばれており、チームメイトの中からの信頼されている。

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ラグビーフォワード(FW)はパワープレーがメイン

相手方と物凄い勢いでボールを奪う合い、倒されながらスピーディーに起き上がり
ボールのところへと走行する。

どこまでもハードプレーを要求されるというのがフォワード(FW)のパワフルさが
チームの要ということです。

ラグビースクラムについて

ノックオンなどの反則があった場合、反則の発生した地点でスクラムが組まれる。

フォワードが3列の隊列をつくり、レフェリーの合図で相手チームと組み合った後、
スクラムハーフがボールを真っすぐ投げ入れる。

フッカーが足で後方へとボールを送り、ボールがスクラムから出た状況でブレイクなのです。

スクラムが90度以上回ってしまうとか(スクラムホイール)、意図的にスクラムを崩した場合(コラプシング)は反則なのです。

肉体のぶつかり合う音や選手の情熱に満ち溢れた掛け声は威圧感満点。

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バックス(BK)

フォワードが獲得したボールをパス回しや様々なキック、ランでトライへと結びつける。

スクラムハーフとフライハーフの「ハーフバックス」、
ウイングとセンターの「スリークォーターバックス」、「フルバック」の3つに分別される。

スクラムハーフ

フォワードが奪取したボールをバックスへとつなげる中継役なので、
状況に見合った状況判断力とスピーディーな動き、視野の広さが欠かせない。

スクラムボールを投げ入れたり、密集プレーから出たボールの処理を施すのも
スクラムハープの役目。

割りと身体が小さめの選手が多いが、パスワークはピカイチ。

ウイング

スリークォーターバックスの両端に位置し、攻撃時にはラストのパスを受け、
相手の守備を振り切ってトライを決定する「チームのトライゲッター」。

チームの中でひときわ足が速くて、相手を振り切る技術抜群の選手が担う可能性が高い。
また、相手のタックルをもらっても倒されない強固な体幹も求められる。

フルバック

チームの一番後ろで自陣ゴールラインを守る役目。
最後の砦としてタックルで相手トライをブロックする。

また、相手チームのキックをキャッチしカウンターアタックを仕掛けたり、自分で考えてボールを蹴ってチャンスを広げるだったり、キック処理の能力に秀でた選手が多い。

攻撃時には後ろの方からライン加わって相手の守備を攻略するだったり、
ケースバイケースで働く。

フライハーフ

バックスを誘導して攻撃を組み立てる「チームの司令塔」。
わが国では「スタンドオフ」と称されている。

特にキック能力に長けていて、相手方守備の流れを見つめて様々なキックを考えて使う。
また、重要な位置となっているためタックル力も大事。

スタンドオフの判断力やパス、キックの精密さがチームの勝敗を決める、と
呼ばれるほどの花形ポジショニング。

センター

4人いるスリークォータバックスの中央左右に位置している。

攻撃時にはパスをウイングに回してトライをアシストし、状況次第で自分で考えて相手方守備を突破しトライを決めることだってあるため、俊足ランナーの脚やパワフルさも必要とされる。

守備については力強いタックルで相手方の攻撃に歯止めをかけるとか、
バックスの「縁の下の力持ち」となって大活躍。

バックス(BK)はスピードプレーがメイン

トライの場面が珍しくなく華美なイメージのバックス。

フォワードが力の限り奪取したボールを戦略的に、かつスピーディにトライへとつなげる。

素早い正しい判断力やパスワーク、短距離選手くらいの脚力を持っている選手の多い一方で、
守備時には相手方の突破を一回でブロックするタックル能力でも秀でている。

ハーフバックスがゲームメイン

スクラムハーフとフライハーフを「ハーフバックス」といい、チームの攻撃を組み立てる
ゲームメイカーを務めている。

それ以外のバックスにサインを送って、複雑な動作や相手の意表を突いたパスワークで
相手方守備を突破する。

フォワードから受けたボールをどうやって攻撃に結びつけるかはこの2人にかかっていて、
戦略を沈着冷静に組み立てるチームの頭脳。

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効果的なキック

試合中、思いがけないぐらい多用されているキック。

得点と関連するコンバージョンキックやペナルティキックだけに限らず、短いキックや高く長いキックなど、両チームは状況にによってたくさんのキックを最大限に使う。

その中でもバックスにキックを用いる選手が数多く、蹴ったボールが相手方守備の間を効果的に突ければ、ダイレクトにトライに直結することすらある。

特に戦況をがらりと変えるといった効果を及ぼすことすらあるからこそ、注意して観てみたらこれまで以上に心からラグビーを堪能できるに違いない。

攻撃に使うことができるキックを幾つかリストアップする。

ショートパント

相手方守備の後方、近辺に位置している味方や私自身がボールを支配できる位置に
狙いを定めて、相手方頭上よりも高いレベルに短く蹴るキック。

ハイパント

高く蹴り上げるキック。

相手方バックスの深い位置に蹴ることによって陣地を一気に前進したり、
ボールの着地点で相手方チームと蹴り合うということを目的にする。

グラバーキック

ボールが地面に転がることを狙って低く蹴るキック。

ラグビーボールの変則的になった転がり方を通して、
相手方ボール処理を遅らせるといった効果を見せる。

「ゴロパント」とも呼ばれます。

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ラグビーボールについて

採用されるボールは楕円形で4枚張り。
直径は28~30cmで重さは410~460kg。

落下させると変則的なはずみ方をしますから、
その動きが勝利の行方を決定づけることすらある。

ラインアウト

ボールがタッチラインの外に出た局面のゲーム再開方法。
まずタッチラインから5m離れて、両チームの2人以上の選手が平行に2列に並ぶ。

ボールを獲得したチームがサインを出し合い、投げ手がラインオブタッチ
(両チーム間の架空の線)から外れないように投げ入れたボールを争奪します。

それからキャッチしたボールをバックスに回すか、その状態でモールに持ち込んで前進し、
トライを狙うことすらある。

キャッチする選手を持ち上げるとかサポートも認められていますが、
ボールを真っ直ぐに投げ入れなかった時や、ボールを持っていない選手に
妨害行為をしてしまうと反則ということです。

連続攻撃(フェーズ)を重ねて防御をぶっ壊す

攻撃側がブレイクダウンからボールを出しもっと攻撃を繰り返すプロセスを「フェーズ」。
連続攻撃を繰り返しジワリジワリと相手方にプレッシャーをかけ、防御をぶち壊していく。

近年はこのフェーズ数を10、20と重ね、確実にボールをキープして戦略的に
攻撃を仕掛ける試合展開が多く見られる。

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密集プレー(ブレイクダウン)

ボールを持つ選手が相手方チームに捕らえられ、なぎ倒されるか、あるいは立った状態のもとで両チーム選手が密集して起こるボールの争奪戦を、「ブレイクダウン」と呼ばれる。

攻撃側はボールを守ることから激しくぶつかってサポートし、防御側も同じように強烈タックルではねつけてボールを奪取しようと挑む。

こういったブレイクダウンの激しさでボールの行方が決まり、ゲームの勝敗を決める、
非常に価値のあるプレーと言える。

ラック

ボールを持つ選手へのタックルが決まりなぎ倒されると、その選手はボールを
放さなくてはならない。

放されたボールの上に両チームのひとり以上の選手が立った状態のもとで
組み合うことを「ラック」という。

ラックが成り立つと、ボールは手で扱ってはいけない。

攻撃側は数人でラックから早くボールを出して速やかに攻撃を進めようと挑むが、防御側の
プレッシャーに耐え忍ぶ必要もあり、この駆け引きがラグビーゲームの素晴らしいところ。

モール

ボールを持っている選手が相手方に捕まるが、立った状態で維持して味方の援護を待ち続ける。
すぐそこに攻撃側の選手が加われば「モール」成立となってしまう。

モールは全員が立った状況でボールを前進させられるため、攻撃側はボールを
キープしたまま前進し、インゴールまで押し進んでトライも行なえる。

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ラグビーの主な反則

ラグビー選手交代のルール

選手の登録人数は23人、うち8人がサブメンバーということです。
一度交代したらその選手は再び試合に出ることなどできない。

しかしながら、出血をともなう負傷に応じて一度退場させた選手は、治療後、
試合に復帰させられる。

スローフォワード

ボールを持つとき、自分の直前にボールを投げる行為。

ノットリリースザボール

ボールを持つ選手がタックルを受け倒された際、すぐにボールを放さないこと。

オフサイド

ボールを持つ選手より前にいる味方選手がプレーに加わること。
密集プレーにおいては、一番後ろの選手の位置がオフサイドラインである。

スクラムにおけるオフサイド

スクラムの一番後ろから5m後方にオフサイドラインがつくられる。

フォワードはボールが出る前にスクラムから離れるとオフサイドに変わって、
バックスもオフサイドラインを越えてはダメである。

しかし、両チームのスクラムハーフだけ、スクラム内のボールの位置が
オフサイドラインである。

ノットロールアウェイ

タックルした選手がボールや倒した選手から離れず、プレーを妨害する行為。

オーバーザトップ

密集で相手側に倒れこみ、ボールが出ることを妨害する行為。

ノットストレート

スクラムやラインアウトの際、ボールを両チームの間に真っすぐ投げ入れない行為。

ラグビーの監督は観客席にいる

ルールで義務付けられているわけではないですが、
慣例的に監督は観客席から試合を見守る傾向にある。

ラグビーは自主性を重要視するスポーツであって、
監督が指示を送ることは良しと認められないため。

試合中は選手、その中でもキャプテンに決定権を委ね、
選手自分から考慮して行動することを最優先している。

観客席にいることはグラウンド全体が観察しやすいことから、といったシンプルな理由。

ラグビーは紳士のスポーツ

「One for All, All for One(ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために)」といった
言葉で知られるように、ラグビーはひとつのボールを敵陣に運ぶため、自分を犠牲にし、
かつフェアにゲームを進めるスポーツ。

試合終了は「ノーサイド」といい、敵味方関係なく、お互いの健闘を讃え合う。

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タックルとそれを避ける技術

動いている相手に重点を置き、確実にタックルを決定するのは非常にやりにくい。
低い姿勢で激しく飛びかかり、相手を倒しきることが当然となる。

タックルを受ける側はスピーディーなステップや、手で相手を押し返すことによって
タックルをかわす。

ハンドオフ

片手でボールを持ち、もう一方でタックルしてくる相手を押し返す高等技術。

ラグビーの発祥と強豪国

ラグビーの起源にはいろんな説あり、とりわけ次に挙げるエピソードが一般的。

1823年、イギリスのパブリックスクール、ラグビー校に通う少年が、
フットボールしている最中にボールを持ってゴールに向って走り出した。

こういうのってルール違反だったけど、ユニークと注目を浴び、
後から正式ルールと受け入れられてラグビーが発展していった、と考えられている。

イギリス発祥ということもあって、今になってもヨーロッパやかつてのイギリス領で
あった国でラグビーが盛んに行なわれている。

イングランド、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカが強豪国として認められる。

2015年のラグビーワールドカップでは、日本がその当時世界ランク3位の南アフリカを
試合終わる直前の劇的トライで打倒するといった大波乱が世界をあっと言わせた。

ニュージーランド・オールブラックスの「ハカ」

ラグビーを知らない人でも、大柄な男たちがフィールドの真ん中で大声を出しつつ踊り、
相手をビビらせる様子を1回くらいは見た経験があるのじゃないでしょうか。

これはニュージーランドのマオリ族に伝えられる「ハカ」といった民族舞踊で、
ニュージーランド代表のオールブラックスだけが繰り広げる試合前のパフォーマンス。

大きな声を上げながら手を叩き足を踏み鳴らして繰り広げられる大迫力の勇猛果敢なダンスに、ニュージーランドの選手にとどまらず相手チームの選手、観客すらも興奮をかき立てられる。

この「ウォークライ」と言われる試合直前の決戦のダンスは他の国にもあり、
トンガの「シプタウ」などが知られる。

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