ラグビー ワールドカップ 日本代表 メンバー中島イシレリ
名 前 | 中島イシレリ(なかじま イシレリ)Isileli Nakajima |
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所属チーム | 神戸製鋼コベルコスティーラーズ |
ポジション | LO(ロック) |
生年月日(年齢) | 1989年(平成元年)7月9日(満30歳、2019年) |
出 身 地 | トンガ |
身 長 | 186cm |
体 重 | 120kg |
出身校・チーム歴 | リアホナ高校(TGA)→流通経済大学 |
中島イシレリ(なかじま イシレリ)Isileli Nakajima
トンガ出身のプロップ中島イシレリ(神戸製鋼)。
流通経大への留学生という形で来日し、2018年11月に初キャップを獲得。
今2019年1月にNO8からポジション移り変わりし、
急成長でラグビーワールドカップ(W杯)メンバー入りを目差す。
オープンな性格で、チームの盛り上げ役を務める男の歩みを追った。
2018年10月、29歳の中島イシレリに断念しかけていた日本代表からようやく
声が掛かった。「30歳ともなれば間違いなく無理だろうなって想像していた」。
国内でプロとなって暮らしていくチャンスを掴み、想い保ち続けた桜のジャージー。
初めての経験で袖を通したその瞬間、心の中が震えた。
2014年4月に結ばれた日本人の妻が目を真っ赤にして喜ぶ姿に目を通して、
感情はますます強まった。「日本代表となってラグビーワールドカップ(W杯)に出たい」。
祖父が元トンガ代表主将というような一家に誕生し、前向きにラグビーにトライして
アッという間にU-15(15歳以下)トンガ代表に選ばれたセンスの持主。
ハイスクール時代に流通経大にスカウトされ、来日が決定したけれど、「中華人民共和国の中に存在すると思っていたのです」と、始めは日本に特別な感情はありませんでした。
けれども、「メチャクチャ大親友」と話すカレッジ時代の仲間から言葉づかい、
文化を身に付けると、愛情は一瞬のうちに深まっていった。
ピッチ上では、縦に向けての突破力を武器に、カレッジ1年時から大活躍したけれども、
圧倒的に重たい時で150キロキープされていた体重が原因となって、
卒業後に入団したNECではケガに泣かされた。
キーポイントは、2015年の神戸製鋼への移籍。
「自分自身だって変化しないと」と好物であったフライドチキンを我慢し、
多いケースではひと晩で3度も摂取していた食事内容も改善し。
約30キロのダイエットを成し遂げると、運動量と比例するかのように、
出場チャンスも増していった。出逢いも進化をバックアップした。
逆上するとラフプレーを犯すことになるとか、メンタル的な面に問題がありましたが、
2018年のシーズンが来る前に、神戸製鋼の元ニュージーランド代表アシスタントコーチ、
ウェイン・スミス総監督によって「興奮した時はご家庭の顔を思い出せ」と
アドバイスがなされて、反省。
妻と、2歳の長男ロニーくんの顔をそっと浮かべて心理面を整えることを意識すると、
プレーも安定感を増していった。
NO8として同シーズンの「ベストフィフティーン」を受賞する大活躍を見せ、
一瞬のうちに代表へと急成長した。
日本代表のジョセフ・ヘッドコーチから、「1番(左プロップ)に力を集中してくれ」と
ポジション入れ替えを打診されていたのは、2019年1月。
あれこれ考えてもおかしくはない場面ですが、中島イシレリの胸の内にも
その選択肢は存在していた。
「仕事量も少ないみたいで、体重を気にかけなくてちょうどよさそうだしね」とジョーク交じりに話すが、正直なところは、ラグビーワールドカップ(W杯)出場へのの確率を広げるから。
挑戦から8カ月。首脳陣がびっくりする適応性の高さで、FW最前列に欠かすことのできない技術を身に付け、29日発表の31人のラグビーワールドカップ(W杯)日本代表メンバー入りへ
アピールを実行してきた。
2015年8月には日本国籍も取得。
ラグビーワールドカップ(W杯)のため、頭の中には日本とトンガ、
2つの国に対する特別な感情が見られる。
「チャンスをもらった日本は自分自身に大切な場所。それもあって日本代表となってラグビーワールドカップ(W杯)で結果を残したい。合わせて、W杯に出ることによってトンガに住む人にトンガ人はどちらの国にいっても役に立つんだというのを証明したいんだ」。
遅咲きの大器が、シンプルな想いで、身を投げ出す。
中島(なかじま)イシレリ 1989年7月9日、トンガ生まれ。
15歳からラグビーを始め、リアホナ高卒業した後に流通経大に入学。
NECを経験して、2015年に神戸製鋼に移籍。
2018年11月のニュージーランド戦で代表デビュー。代表キャップ2。
趣味は温泉。ご家族は日本人の妻と1男。186センチ、120キロ。
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出典元:https://www.kobelcosteelers.com/member/isileli_nakajima.php
#日刊スポーツ が週5回掲載する連載「#ラグビーW杯がやってくる」。今週の「外国出身選手の物語」第2弾最終回は、トンガ出身のPR #中島イシレリ 選手(神戸製鋼)です。「中国の中にあると思っていた」という日本は現在「自分にとって大切な場所」になっています。#rugbyjp https://t.co/Ue9Ed3Rfid
— 日刊スポーツ・ラグビー担当 (@nikkan_rugby) 2019年8月17日
#日刊スポーツ が週5回掲載する連載「#ラグビーW杯がやってくる 」。今週は8月3日のPNCトンガ戦(花園)へ「日本ラグビーとトンガ物語」5回シリーズです。第1回は「両国の今」を日本代表 #バル・アサエリ愛(パナソニック) #中島イシレリ(神戸製鋼)両選手が証言しました。https://t.co/hGOYzFUtCu
— 日刊スポーツ・ラグビー担当 (@nikkan_rugby) 2019年7月30日
【🏉W杯まで4⃣7⃣日!】 #ラグビーW杯 開幕100日前から開幕当日までお届けするカウントダウンPR❗️47日前は #日本代表 の #中島イシレリ 選手です。
— 日テレラグビー (@ntv_rugby) 2019年8月3日
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