ラグビーワールドカップ2019年日本大会 10月30日(水)W杯決勝トーナメント

ワールドカップ(W杯)日本代表田村 優選手得点王キープ
ラグビーワールドカップ(W杯)2019年日本大会は、ニュージーランド(NZ)とウェールズの3位決定戦(11月1日(金)18時開始 東京都調布市・東京スタジアム(味の素スタジアム))とイングランドと南アフリカ決勝(11月2日(土)18時開始 横浜市港北区・横浜国際総合競技場(日産スタジアム))の2試合を残すだけ。

得点王ランキングでは、51得点の田村 優がトップを維持。
2位はハンドレ・ポラード(南アフリカ)47得点、
3位オーウェン・ファレル(イングランド)46得点、ダン・ビガー(ウェールズ)と
リッチー・モウンガ(ニュージーランド)がどれも39得点。

ハンドレ・ポラードとオーウェン・ファレルは決勝に出場します。
3位決定戦の出場予定メンバーは30日に発表。
リッチー・モウンガ先発、ダン・ビガーは控えに名を連ねる。

田村 優選手が得点王を獲得するかそうでないかは、
決勝と3位決定戦でのライバルたちのプレーにかかっている。

真の実力が互角の決勝トーナメントだとペナルティゴール(PG)を
狙う場面が珍しくなく、ランキング上位はトライ後のゴールやPGのキッカーが占める。

ハンドレ・ポラードは、準決勝でチームの19得点のうち、
4PGと1ゴールで14得点を挙げた。

4点差に迫っている田村 優選手の記録を決勝でひっくり返す可能性は十分ある。

日本代表のワールドカップ(W杯)の最多得点は、2015年W杯イングランド大会の
五郎丸 歩選手の58得点、ランキングは6位でした。

田村 優選手は個人の記録に関しては「そんなに興味なんてない」と言っていた。

▼ラグビーワールドカップ2019年日本大会 10月30日(水)W杯決勝トーナメント 【目次】

  1. 決勝への調整する南アフリカラインアウトに誇り
  2. ラグビーワールドカップ(W杯)2019年日本大会 11月2日に決勝
  3. 明日ニュージーランドとウェールズ3位決定戦
  4. W杯再招致20年以内日本ラグビーフットボール協会意思表明
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決勝への調整する南アフリカラインアウトに誇り
出典元:https://00m.in/WWb1w

決勝への調整する南アフリカラインアウトに誇り

南アフリカは30日、イングランドと対戦する決勝への千葉県浦安市内でトレーニング。
公開された冒頭15分間は、選手らは明るい表情で準備運動などに取り掛かった。

両チームどちらも強力フォワード(FW)が充実しているだけに、
FW戦が一つのポイントとなるところ。

南アフリカはラインアウトで高レベルな成功率を誇り、ロックのルードベイク・デヤーヘルは
「今回のラインアウトは素晴らしい戦いになると感ずる。入念に準備して臨む」
と言葉に力を込めた。

一方のイングランドは、都内で調整したが、取材応対はやらない。

イングランド代表チームに罰金

準決勝で試合前にニュージーランド(NZ)が伝統儀式「ハカ」をする際、
イングランド代表選手が敵陣内に入り込んだことについて、
国際統括団体ワールドラグビー(WR)が罰金処分を科した。

AFP通信が30日に報道した。英国メディアを見てみると、
罰金2500ポンド(約35万円)ぐらい

ニュージーランドに張り合ってイングランドは選手らがⅤ字形に並んだ。
その時点で、両端の2~3人の選手が規定違反して、
ハーフウェーラインをオーバーしていました。

▲ラグビーワールドカップ2019年日本大会 10月30日(水)W杯決勝トーナメント【目次】

ラグビーワールドカップ(W杯)2019年日本大会 11月2日に決勝

ラグビーワールドカップ(W杯)2019年日本大会は、
イングランド-南アフリカを11月2日(土)に、
18時開始 横浜市港北区・横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で開催される。

世界中で究極に重い2チームの試合。
そのヘビー級のリングには両軍の小兵も上がって、小さいであればこその輝くを演出する。

今回の大会の衝撃が南アフリカWTBチェスリン・コルビ。
陸上400mのリオデジャネイロ五輪王者、ウェード・ファンニーケルクをいとこに持ち、
一級品のスピードで人気を誇っている。

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陸上400mのリオデジャネイロ五輪王者、ウェード・ファンニーケルク
出典元:https://www.jiji.com/jc/d4?p=wvk433&d=d4_ank

けれども、一番大きな衝撃は170cmの上背で空中戦にやたらに強いところ。
ボールの落下地点の推測、飛ぶタイミングだってすばらしく、強気に攻めに出る姿は痛快。

190cm級の相手を見下す風格が備わっている。
「FWが前に出ることができるように勢いづかせるのが自分の仕事」とチェスリン・コルビ。

世界一アクティブなFWを頼みにしないで、
その反対に自身が引っ張るマインドがプレーにみなぎる。

チームのMVP級の大活躍を見せつけているSHフランソワ・デクラークは、
気持ちだけではなく体も屈強、170cm・69kgではありますがチームで図抜けたダックラー。

危ういエリアの匂いをかげばいの一番にかけつけ、相手選手を押し戻す。
同一のSHエルトン・ヤンチースも176cm・88kgだけど、
今年の世界優秀若手選手の候補3人に選出される。

体格ということを聞かれたとき、
「ラグビーはケガを恐れれば、ケガをしてしまうし、相手が自分に一直線に進んで来ると意識すれば、本当にそうなる」。

一面の真理を突いており、この競技は弱気なところを出せば相手がかさになって攻めてくる。
気持ちだけでも大きく持てば、当たり負けやケガのリスクも低くなる。

イングランドは重量感のあるFWの中に小さめの選手を入れ込んでいる。

エディー・ジョーンズ監督が「カミカゼキッズ」ネーミングした両フランカー。
サム・アンダーヒルは100kg・185cmと両軍のFWで最軽量級、前に出るガッツは最高。

データ会社STATSによると、
相手を後退させるようなドミナントタックスの数は、今大会の全選手でトップ。

W杯4大会目の監督が
「私が見てきた中で、とは言っても戦える7番(フランカー)」とさえ言い放つ。

相方のトム・カリーはこの舞台では小柄な身長185cm・102kg。
その低さがむしろ武器になってしまう、密集戦で地に落ちたボールには、
低めの選手であるほど速くかがんで到達することができる。

密集戦でのボール奪取回数は全選手の中2位。
今回の大会、何にも増して突進力がある。
126kg・188cmのビリー・ブニポラがべた褒めする。

彼らが強烈なタックルを示してくれるから、これが僕らに伝染してしまう」。

両チーム「大」の先頭に立つ「小」がいる。その速さ、技術、
「Lサイズ」のハートは、世界各国の小さい選手を奮い立たせる。

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明日ニュージーランドとウェールズ3位決定戦

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明日ニュージーランドとウェールズ3位決定戦
出典元:https://00m.in/9qlh7

ラグビーワールドカップ(W杯)2019年日本大会の
3位決定戦(11月1日(金)18時開始 東京都調布市・東京スタジアム(味の素スタジアム))で、ニュージーランドと対戦するウェールズが30日、登録メンバー23人を発表。

ロックのアラン ウィン・ジョーンズ主将、
今回の大会最多6トライのWTBジョシュ・アダムズらが先発に入っている。

1953年以来のニュージーランド戦勝利、W杯大会過去最高に肩を並べる3位に向かう。

3位決定戦 ウェールズ代表試合登録メンバーは次の通り。

PR:ニッキー・スミス
HO:ケン・オーウェンズ
PR:ディロン・ルイス
LO:アダム・ビアード
LO:アラン ウィン・ジョーンズ(主将)
FL/NO8:ジャスティン・ティプリク
FL/NO8:ジェームズ・デービス
FL/NO8:ロス・モリアーティ
SH:トモス・ウィリアムズ
SO/FB:リース・パッチェル
WTB/FB:ジョシュ・アダムズ
CTB:オーウェン・ワトキン
CTB:ジョン・デイビーズ
WTB:オーウェン レーン
WTB:ハラム・エーモス

控え選手
エリオット・ディー
リース・カリ
アラン・ウィン・ジョーンズ
ジェーク・ボール
アーロン・シングラー
ガレス・デービス
ダン・ビガー
ハドリー・パークス

3位決定戦 ニュージーランド代表試合登録メンバー

PR:ジョー・ムーディー
HO:デイン・コールズ
PR:ネポ・ラウララ
LO:ブロディー・リタリック
LO:スコット・バレット
FL:シャノン・フリゼル
FL:サム・ケイン
FL/NO8:キアラン・リード(主将)
SH:アーロン・スミス
SO:リッチー・モウンガ
CTB/WTB:リーコ・イオアネ
CTB:ソニー ビル・ウィリアムズ
CTB:ライアン・クロッティ
WTB/FB:ベン・スミス
SO:ボーデン・バレット

控え選手
リアム・コルトマン
アトゥ・モリ
アンガス・タアヴァオ
パトリック・トゥイプロトゥ
マット・トッド
ブラッド・ウェバー
アントン・レイナートブラウン
ジョーディー・バレット

▲ラグビーワールドカップ2019年日本大会 10月30日(水)W杯決勝トーナメント【目次】

W杯再招致20年以内日本ラグビーフットボール協会意思表明

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日本ラグビーフットボール協会会長・森 重隆
出典元:https://00m.in/ELAVI

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国際統括団体ワールドラグビー(WR)の ビル・ボーモント会長
出典元:https://00m.in/siDrp

JRFU 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会は31日、
ワールドカップ(W杯)を再招致する考えを発表する。

国際統括団体ワールドラグビー(WR)が同じ日に都内で開く総会で、
日本ラグビーフットボール協会会長・森 重隆が20年以内の招致を目指す意欲を表明する。

アジアで初開催の今大会は集客面などが心配されていたが、
チケット180万枚ほぼほぼ完売。

20日のW杯1次リーグの日本-南アフリカ戦がテレビ平均視聴率が、
関東地区で41.6%を記録するとか予想を超えた盛り上がりを見せた。

収入面でも過去最高規模になって、国際統括団体ワールドラグビー(WR)の
ビル・ボーモント会長も「日本は文句なしの開催国であると証明した」と賛辞を贈る。

次回W杯2013年の開催国フランスは、2007年大会も主催。
JRFU 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会幹部は
「WRの内部でも日本での2度目のW杯に期待を懸ける声が高まり、20年以内の再招致は現実味が見られる」と説明する。

開催の意欲をできるだけ早く表明することによって、
日本全国の盛り上がりを維持していきたい狙いも見受けられる。

13日に日本テレビ系で生放映された1次リーグ最終戦・日本-スコットランドで
記録した39.2%は、今年放映された全番組で1位。それをもっと2.4ポイント超えた。

日本戦のこれまでの視聴率(関東地区)は以下の通り。
・9月20日ロシア戦 平均18.3%(瞬間最高25.5%)
・9月28日アイルランド戦 平均22.5%(瞬間最高28.9%)
・10月5日サモア戦 平均32.8%(瞬間最高46.1%)

▲ラグビーワールドカップ2019年日本大会 10月30日(水)W杯決勝トーナメント【目次】

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