ラグビーワールドカップ2019年日本大会 10月29日(火)W杯決勝トーナメント

ラグビーワールドカップ(W杯)2019日本大会で準決勝を勝ち抜いた
イングランドと南アフリカが29日、
決勝(11月2日(土)、18時開始、神奈川県横浜市・横浜国際総合競技場(日産スタジアム))
に向けて、積極的な練習を再開した。

イングランドは雨の中、東京都内で調整。
ミッチェル・コーチが「世界で何にもましてパワフルな2チームの激突」と
強固FW同士がぶち当たる過激な試合を予想。

FBエリオット・デイリーは「空中戦も対策しなければならない」と明かし、
南アフリカの攻撃の起点とされるSHフランソワ・デクラークの決め手となるキックを警戒。

▼ラグビーワールドカップ2019年日本大会 10月29日(火)W杯決勝トーナメント【目次】

  1. 南アフリカ、イングランド11月2日(土)へ入念調整
  2. 決勝主審はフランスのジェローム・ガルセス氏
  3. 決勝に合わせ、南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領が来日
  4. 車いすラグビー ワールドチャレンジ2019 橋本勝也選手
スポンサーリンク

南アフリカ、イングランド11月2日(土)入念調整

クリックで拡大
南アフリカ、イングランド11月2日(土)へ入念調整
出典元:https://00m.in/P4m23

イングランドと南アフリカは29日、11月2日(土)の決勝へ向かってそれぞれの手直しした。

イングランドは、東京都府中市で練習に取り組んだ。
ハーフ団の決め手となるキックを軸に攻撃を組み立てる南アフリカに関して、
安定したキャッチしてボールを確保することが鍵を制する。

南アフリカのもう一つとされる持ち味が、体格を用いた肉弾戦。

イングランドもボール争奪戦や接点で優位に立つことによってここまで勝ち上がり、
NO8のビリー・ヴニポラは「1対1の場面だったら勝負を仕掛けたい」と強気。

一方、南アフリカは本格的な練習を千葉県浦安市でスタート。

公開された序盤の15分には、足首負傷のせいでウェールズとの準決勝を欠場した、
ウィングのチェスリン・コルビも全体練習に加わる。

高く蹴り上げた球をジャンプアップしてキャッチするであるとか、
期待通りの回復振りを披露した。

イングランドに関して、スクラムハーフのフランソワ・デクラークは
「若手が多く、勢いに乗っているチーム」と用心。

ヨハン・エラスムス監督
「数々のチームと競い合って来たが、それぞれの試合で異なった戦術を駆使してきた」と、
対戦者によって戦い方を替えられると自信をうかがわせた。

ラグビーワールドカップ(W杯)2019日本大会 決勝 南アフリカ戦術維持する

ラグビーワールドカップ(W杯)2019日本大会で、
決勝に展開した南アフリカが29日、千葉県内で記者会見。

決勝では3大会ぶり3度目の優勝をかけてイングランドと対戦。
ヨハン・エラスムス監督は
「ハードな試合で混戦になるはずです。ここまで積み重ねてきたものをぶっける」
と意気込みを話した。

南アフリカは堅固なセットプレート強固な防御を軸に勝ち上がって来た。

ヨハン・エラスムス監督は
「いくつもの試練とハードな試合を乗り切った。準備したことが実っている」
と手応えを話をした。

イングランドに関しては
「速攻で圧力をかけ、スペースをぶっ潰してくる、防御が見事な」と警戒。

その一方、
「防御の戦術は自分達と変わらないので、日頃から慣れっこになっている」
と自信をのぞかせた。

「戦術、メンバーどちらもほとんどすべて替えずに臨む。今現在の戦い方がベストであると思っている」と、今までのスタイルを貫く考えを示した。

▲ラグビーワールドカップ2019年日本大会 10月29日(火)W杯決勝トーナメント【目次】

決勝主審はフランスのジェローム・ガルセス氏

クリックで拡大
決勝主審はフランスのジェローム・ガルセス氏
出典元:https://00m.in/aJJp3

クリックで拡大
ウェイン・バーンズ氏(イングランド)が主審
出典元:https://00m.in/3AvRj

国際統括団体ワールドラグビー(WR)は29日、ワールドカップ(W杯)2019日本大会決勝戦で、イングランドと南アフリカが対戦する決勝戦を手がける審判団を発表。

ジェローム・ガルセス氏がフランス人として初の経験で主審を担う。
49歳のジェローム・ガルセス氏はW杯2大会目。主審として11試合目。

ジェローム・ガルセス氏は
「ラグビーワールドカップ(W杯)2019の決勝戦の主審に選出され光栄で光栄です。レフリーとしての夢であるので、その他の審判と4人のチームとなって、両国チーム、ファン及びラグビーのために情熱で尽くします。また、あらゆるマッチオフィシャル、選考委員、サポートチームによるここ4年間の尽力がラグビーワールドカップ(W杯)2019として結実したものと言えます」と歓びと熱い気持ちを語っている。

ジェローム・ガルセス氏は準決勝のウェールズ-南アフリカ戦の中でも笛を吹いていて、
南アフリカのSHファフ・デクラークは、そのレフリーが決勝も手がけるというのが決まったことに関して、「(準決勝では)両チームをしっかりと見てくれていました。スクラムやラインアウトとかで、どういうところを見られているかはよく分かったから、決勝でも反則をもらわないことに気を付けてプレーしたい」と発言した。

アシスタントレフリーとして、一緒でフランス出身のロマン・ポワト氏と、
ニュージーランドのベン・オキーフ氏が決まった。
TMO(テレビジョン・マッチ・オフィシャル)はニュージーランドのベン・スキーン氏。

3位決定戦(11月1日(金)18時開始、東京調布市・東京スタジアム(味の素スタジアム))
ニュージーランド-ウェールズ戦は、ウェイン・バーンズ氏(イングランド)が主審を受持ち。

ラグビーワールドカップ2019日本大会の金メダル公表

クリックで拡大
人間国宝の陶芸家、吉田美統氏がデザイン
出典元:https://00m.in/2j11s

クリックで拡大
ラグビーワールドカップ2019日本大会の金メダル公表
出典元:https://00m.in/UJM5V

ラグビーワールドカップ(W杯)2019日本大会組織委員会と国際統括団体ワールドラグビー(WR)は29日、決勝・3位決定戦で贈られるメダルのデザインを公表。

人間国宝の陶芸家、吉田美統氏がデザイン。
陶芸家・吉田美統(よしたみのり)国指定重要無形文化財(人間国宝)。

表面には、富士山といった図柄と優勝杯「ウェブ・エリス・カップ」。
裏面には、桜や日の出、大会ロゴを集約した図柄が描写された。

紫色のリボンは、試合会場の熊本県、埼玉県、岩手県で生産された絹糸の組紐を使用。

メダルの表には、日本に古来から継がれる屏風の模様と神聖なる富士山の図柄を円の中に備え付けたラグビーワールドカップの“団結のグラフィック”と、その上にウェブ・エリス・カップのフォルムが描出されている。このデザインは、日本国内における人生に幾度も訪れるテーマ、古代と現代の絶え間ない融合を象徴している。

尊敬する気持ちを意味する紫のリボンには鳥居がデザインされている。
神社の入り口に立つ鳥居は、全国至る所でも拝見することができ、世俗的なものから神聖なものへの転化のシンボルとして、このメダルから顕彰される成果を比喩的および巧みに示している。

裏面は、日本各地でこよなく慕われ日本全国の国民の心情に深く根ざしている桜の花のモチーフが、世界のラグビーコミュニティーをもてなす我が国の団結心を象徴的に示すラグビーワールドカップ2019のロゴ、心に刻まれるワールドラグビーのロゴ、日の出と富士山の図柄と一緒に描写されている。

メダルのリボンは、絹糸を制作した組紐(くみひも)で構成されている。
組紐は、その柔らかい感じと耐久性の良さで何世紀にもわたり継承されてきていて、採用されている絹糸は、希少価値の高い素材ということでかねてから貴族のお衣装や高位の武士の武具にも採用された。

この絹糸は、ラグビーワールドカップ2019の試合が開催されていた熊本県、埼玉県、岩手県の養蚕業者から特別に調達したもの。
国内で栽培される絹糸は、日本国内で流通する絹糸の0.38%未満を占めるに過ぎず、その中においても組紐に取り入れられる最高ランクの絹糸の占める比率はごくわずかなこともあって、
この絹糸は日本中の人々の間ではまさに希少で価値のあるものだということです。

吉田美統(よしたみのり)氏は1932年誕生で、国内外で有名な錦山窯(きんざんがま)三代。
釉裏金彩(ゆうりきんさい)のパイオニアであって、2001年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。1960年代に古都、金沢で練り上げられた釉裏金彩は、かなりの厚さの金箔を配置して模様を描写していく驚くほど高度な技法で、日本国内の陶磁器に採用されている。
ラグビーワールドカップ(W杯)2019のあらゆるメダルの桜のモチーフは、こういった技法に触発されて制作されていまして、吉田美統氏がその監修に当たった。

▲ラグビーワールドカップ2019年日本大会 10月29日(火)W杯決勝トーナメント【目次】

決勝に合わせ、南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領が来日

クリックで拡大
決勝に合わせ、南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領が来日
出典元:https://00m.in/QzClw

クリックで拡大
英ヘンリー王子が訪日、ラグビーW杯決勝観戦
出典元:https://00m.in/CGL3t

これに関しては29日に明らかになった。横浜市で開催される、
イングランド-南アフリカの決戦を観戦。

シリル・ラマポーザ大統領は6月の主要20ヵ国・地域(G20)首脳会議と8月のアフリカ開発会議(TICAD)でも来日していて、この度の来日が実現すると、今年3回目である。
来日に合うように、安倍首相との会談も取りまとめています。

英ヘンリー王子が訪日、ラグビーW杯決勝観戦を発表。
英BBC(電子版)を読むと、英ヘンリー王子も来日し、試合会場で観戦すると思われる。

英王室は29日までに、エリザベス女王の孫ヘンリー王子が訪日し、
横浜で11月2日に行なわれるラグビーワールドカップ(W杯)日本大会決勝の
イングランド対南アフリカ戦を観戦行なうと表明した。

ヘンリー王子はイングランド・ラグビー協会の後援者(パトロン)を拝命している。

BBC放送の発表では、ヘンリー王子はイングランドがチャンピオンになった
2003年のW杯オーストラリア大会においても現地で決勝を観戦。
前回2015年のW杯イングランド大会では、
栄光に輝いたニュージーランド代表に優勝杯を贈った。

スカイニューズ・テレビの発表では、
妻のメーガン妃と長男のアーチーちゃんは随行しないスケジュール。

▲ラグビーワールドカップ2019年日本大会 10月29日(火)W杯決勝トーナメント【目次】

車いすラグビー ワールドチャレンジ2019 橋本勝也選手

クリックで拡大
車いすラグビー ワールドチャレンジ2019 橋本勝也選手
出典元:http://www.paraphoto.org/?p=23811

ラグビーワールドカップ(W杯)2019日本大会日本代表の活躍で日本列島が
フィーバーに包み込まれたが、車いすラグビー界も負けていないです。

11月30日で開幕まで300日となってしまう東京パラリンピックで
悲願の金メダルを志す新鋭を持つ。

最年少17歳の日本代表、橋本勝也選手(福島県立田村高2年)。
「同じラグビーの選手としては諦めずに戦う姿勢に目をやると、自分だって頑張らないとならないと考えた」と闘志を燃やしています。

ラグビーW杯と時期を重ね「もう一つの国際大会」ということで10月16日~20日に、
東京都内の東京体育館で行われた国際大会「ワールドチャレンジ2019」。

橋本勝也選手は鍛え上げられた胸囲97.5cmの体で健闘し、日本を3位へと導く。

福島県三春町出身。生まれながら両手の指が2本で、
障害でじょうずに歩くことがが適わなかった。両足は3歳で切断。

身体を動かすのは好きで、
普通校に通った小学生の時から車いすでバスケットボールに親しんだ。

中学2年2016年秋、知り合いに紹介してもらったというのが「車いすラグビー」。

直前のリオデジャネイロ・パラリンピック大会で日本代表が
初めてのメダルである銅メダルを手に入れたことでさえ頭になかった。

車いす同士の接触が唯一つ承認されている競技で
「ぶつかり合いは自分にとって合っている。この競技で自身が輝ける」とインスピレーション。

福島県三春町の県立田村高に通いながらも、
福島県など拠点というクラブチーム「東北ストーマーズ」で鍛錬を積み重ねる。

日本代表のアシスタントコーチも担う、三阪洋行代表(38歳)の指導で頭角を現し、
2018年春の日本代表候補合宿に最年少15歳で呼び出しを受ける。

今となっては欠かせぬ得点源
「障害がある若い人に『世界を目指すことが出来る』と浸透させたい」と声を弾ませた。

車いすラグビーは首の頸髄(けいずい)損傷とかで手足の障害がある選手を対象に1977年に
カナダで考えられ、パラリンピック大会では2000年シドニー大会で、正式競技になった。

日本は2018年度の世界選手権で初優勝し、勢いに乗じる。

頂点を目指すエネルギーはそれのみではありません。
ラグビーワールドカップ(W杯)2019日本大会で史上初めての8強入りに輝いた日本代表は、
不屈のプレーで台風19号の被災地を元気づけた。

東京パラリンピック大会は、東日本大震災からの「復興」を理念に掲げる。

「スポーツの力によって希望を送り届けたい」。
東北のアスリートとなって、その情熱は誰よりもは揺るぎない。

▲ラグビーワールドカップ2019年日本大会 10月29日(火)W杯決勝トーナメント【目次】

スポンサーリンク